去る3月11日の日曜日、世界中で追悼の集まりが持たれる中、ザイストのトーマス教会では、ちょうど一年前の2011年3月11日金曜日に発生、山田町の大半を破壊しつくした大震災の追悼式が、数百人の出席者の見守る中で厳かにとり行われました。 ザイスト市長コース・ヤンセンをはじめ、山田町の沼崎喜一町長(録画映像にて)、在オランダ日本国大使館の石井哲也駐オランダ日本国大使代理、ザイスト・クリステリック・リセウムのリムケ・レウシンク校長および卒業生代表マウリッツ・ファンデルフトのスピーチからも、いかに多くのザイスト市民が山田町を思い、悲しみを分ち合っているかがはっきりと感じられました。 アルパド・スヘルマン指揮ファルボルフ合唱団、ストリートダンスグループYPG、30名からなるアムステルダム日本人学校のみなさまにも、特別にご出演いただきました。トーマス教会専属オルガニスト、ヤン・ステーンスマの前奏に続き、両国それぞれの国歌がピアニストの木村秀子、テオ・ネーデルペルト両氏の伴奏にて斉唱されました。また、式中、両氏のピアノ独奏もいただきました。 この集まりには、山田町に住み、長年さまざまな現地の学校に英語教師として勤務するエレン・ファンダムのご両親を特にご招待し、おいでいただきました。理事長はエレンやご両親、エレンの友人たちが経験した、あの恐ろしい2011年3月の地震当日やその後の日々に、しばし黙祷を捧げました。 また、山田町への特別な思いをこめ、山田町の歌「山田旅情」がオランダ語と日本語にて歌われました。
16 september 2014
door conny
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